日原の天文台にある日本有数の大きさを誇る天体望遠鏡で、宇宙の神秘を覗いてみるのはいかが。
澄んだ夜空へのロマンはきっと尽きないはず。
日原駅を出た列車は、高津川の流れに沿って走る。
この川は鮎の宝庫としても知られ、冬の間には鵜飼いも行われる。
民家が次第に増えてくると、いよいよ終点・益田駅だ。
「花鳥図屏風」や「増田兼堯像」などが展示されている雪舟の郷記念館を訪れてみるのも、三里ヶ浜で日本海に沈む夕日を眺めながら、ロマンチックな旅の余韻に浸るのもいい。
四国の玄関口である香川県の高松から西進し、宇和海に面した南予地方の中心都市・宇和島に至る路線。
車窓を彩るのは多島美で知られる穏やかな瀬戸内の海。
沿線には栗林公園、西日本の最高峰・石鎚山、わが国有数の大温泉・道後温泉、古き良き時代の町並みが残る大洲市などがあり、変化に富んだ旅が待っている。
四国の玄関口・高松から瀬戸内海沿いに西に進み、松山を経て闘牛で知られる宇和島に至る全長297・9kmの路線だ。